描き方

構造を理解するローファーの描き方

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靴の中でも比較的に描かれやすく、
かつ画像検索だと黒くて良くわからなかったりするローファーの描き方。

ローファーにもいくつか種類がありますが、
今回はコインローファーの描き方を紹介します。

構造を理解するローファーの描き方

写真検索だけだとイマイチ理解ができないですよね。
構造を理解して、イラストのクオリティアップを測りましょう。

アッパー

足の甲を覆う部分

ローファー

コバ(エッジ)

靴底がアッパーよりも出ている部分。
真上や真横から見ると良くわかりますね。
細かい所ですが、コバが描けていると
ローファーらしさがグッとアップします。

ローファーの描き方


サドル

馬の鞍のような革の切り替え。

ローファーの描き方

サドル部分の切れ込みに1セントコインを挟むのが昔流行し、コインローファーという名前の由来に。1セントを別称ペニーと言うので、ペニーローファーとも言うようです。
画像検索の時の参考にどうぞ。

ソール

靴底の部分の総称

アウトソール

靴底で地面に直接触れる部分。

ローファーの描き方

ヒール

かかとにつけられた高さのあるパーツ。基本的にローファーのヒールは低め。

ローファーの描き方

正面のローファーの描き方

正面は立体感を出すのが難しいので、難易度が高い構図です。

シルエットでざっくりと形をとります。

アッパー部分の縫い目ラインを描き入れます

サドルを描き入れます

若干アーチを描く様に描き入れると立体感が出ます。

アッパーの側面を描き入れます


シルエットは後で修正すれば良いので、
シルエットが大きい場合は線でアウトラインを入れて形を整えます。

ソールを描き入れます

足首あたりまで履き口を描き入れます

シルエットを修正します

サドルの穴を描き入れます

線画でクリンナップします

角度の付いたローファーの描き方

正面と同じ様にシルエットを描きます


真正面より横幅が長く、真横アングルよりも横幅が短くなるようにします。

アッパー部分を描き入れていきます


真ん中に補助線を引くことで形が取りやすくなります。

側面を描きいれます

サドルを描き入れます

アッパー部分とソール部分を描き入れます

ヒールを描き入れます

サドルの穴を描き入れます

はみだしを消したり線を丁寧に整えます

また、反転させるとズレが分かりやすくなります

線画でクリンナップすれば綺麗なローファーができます。

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