ツール

対称定規で描く真正面顔を考察

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CLIP STUDIO PAINTで対称定規を使用する方法です。

ツールの定規ツールを選択します。

ツールが表示されていない場合は、
ウィンドウ→ツールをクリックしてツールを表示します。

サブツールの対称定規を選択します。

サブツールウィンドウが無い場合は
ウィンドウ→サブツールをクリックして表示します。

定規のプロパティを設定します。

  • ツールプロパティで、線の本数を2に
  • 線対称へチェックを入れます。

ツールプロパティウィンドウが無い場合は
ウィンドウ→ツールプロパティをクリックして表示します。

キャンバスへ定規を作成します。

キャンバスの対称にしたい中心点から
SHIFTキーを押しながら下方向へドラッグします。

SHIFTキーを押している間、定規を引く角度が45度ずつ引けるモードになります。

これで対称定規の機能が使えるようになりました。

後は好きなようにブラシ等で描き入れると

左右対称に絵が描けるようになります。

真正面顔を対称定規で描いてみる

真正面の顔というのは

イラストの実制作において

そこまで描かれる構図ではないのですが、

その分「ここぞ!」という時には

使用される場合のある構図にも思います。

左右を対称にそつなく描く事が要求され、

かつ完全なシンメトリーだと人は違和感を覚えるそうです。

なんとも「丸だけど完璧な丸ではないだけど正しい丸」

みたいなややこしい塩梅を求められているようで

目をそむけたくなります。

さて今回はじゃあ実際にPhotoshopやCLIP STUDIO PAINTの機能である

対称定規で真正面顔を描いてみて

違和感を覚えるのかどうなのか実践してみようという考察です。

また、イラストを仕事とする際に必要になるのは

製作費と掛けられる時間との兼ね合いです。

製作費は固定とすると速く描けるというのは

プラスでしかないので対象定規でどれくらいの時間で

描けるかというのを実践してみました。


今回描くのはうちのこのこちらになります

完成です

おおよそ35分で完成しました

違和感はどうでしょうか

あるようなないような、

少し判断に迷う感じですね・・・

描き上げてすぐ記事にしているのもあって

客観性に欠けます

ただ左右対称なので3Dのアバターのような

安定感はあるんじゃないかなと思います


今回のイラストの工程は以下の通りです

今回の工程のタイムラプスを動画にしてみましたのでよろしければ


次回は対象定規を使用せずに真正面絵を描くとどうなるかの考察ですそれではまた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す