前回までの要点をおさらい
・対象定規で描くと早いけど安定しすぎている気がする
・対象定規を使わず描くと倍の時間がかかるのに完成度が低いでもライブ感がある気がする
みたいな事で、今回は両方の良いとこどりをしたらいいんじゃないかという検証です。
描けました
![](https://tutoillust.com/wp/wp-content/uploads/2020/10/a06abf6c6df9917e8c674d0f0e9f8736.jpg)
単体で見ると差がわからないレベルの微調整
![](https://tutoillust.com/wp/wp-content/uploads/2020/10/e4eb7a1e06861093d751134b79bb7008.jpg)
調整箇所を言っても差がわからないレベル
並べて見比べる
![](https://tutoillust.com/wp/wp-content/uploads/2020/10/c062e25d9c06b2b788754a2aa6a5a19c.jpg)
一緒だろコレ
微妙に違うんです信じてください
![](https://tutoillust.com/wp/wp-content/uploads/2020/10/23dfdbeda1ccf9d1ac98465b5bb92122-1024x746.jpg)
例えば瞳の上辺をどのあたりまで露出させるかや、
眉の上がり下がりなどを左右で変えることで
2種類かそれ以上の表情のニュアンスを顔に入れる事ができます。
そしてこれは現実に近い表現ですね。
対象定規での作画だと左右対称なので
1種類の表情しか読み取れないのが、
現実的でなく違和感を覚える要因になるのだと思います。
また、髪の毛は顔の表情よりも少し大きめにずらしています。
軽いものなので左右でズレが大きくてもそれが
動きとして捉えられる要素になるかなと思います。
今回あまり変化はありませんでしたが、
対象定規で速く安定感を出し、
その後お好みで表情やニュアンスを左右で変えてみると、
左右対称に違和感を覚えるという人にはおすすめできる感じですね
ちなみに加筆タイムラプスです